2024.04.30 総合案内

総合情報学部による四條畷学園高等学校への高大連携授業がスタートしました

4月23日(火)、四條畷学園高等学校 総合キャリアコース2年生9人を対象に、四條畷キャンパスで総合情報学部による高大連携授業がスタートしました。この高大連携授業は高校の2、3年生の2年間と、大学での4年間を通じた高大連携による専門教育を目的としています。今後、前期と後期に7回ずつ計14回の授業を実施する予定です。

 

第1回目となる今回は、ICT・ゲーム・メディア講座として総合情報学部デジタルゲーム学科 中根康之准教授、沼田哲史准教授が「ゲーム開発の仕事について知る」をテーマに授業を行いました。

 

はじめに、総合情報学部について説明を行い、ゲーム業界の現状やゲームの市場規模、日本市場の構成、ゲームプランナー・プログラマーの仕事について学びました。続いて、急速に変化する制作の技術として、AIの活用や医療との連携、XR(クロスリアリティ)の可能性について学び、ゲーム業界がより高度化していくことや、生成系AIの登場で何が変わるのか、AIの概念やAIの限界、AIと人間との関係について理解を深めました。

 

中根准教授は「“ただ面白い”ではゲームは成り立たなくなってきました。ゲームクリエイターは、社会でどのような存在であるべきかという視点で考え、制作することが求められています」と話し、沼田准教授は「機会があればチャットGPTなど生成AIを実際に使ってみてください。人の意思次第でAIの貢献度は変わります。ゲーム業界に入るためには知識が必要です。情熱をもって頑張ってください」とエールを送りました。

 

最後に、今回の授業の資料が「Gamma」というプレゼンテーション資料作成AIを用いて作成したことを伝えると生徒たちは驚いていました。

 

授業に参加していた生徒たちは「専門的な用語が難しかったですが、ゲーム業界の現状や市場規模など、知らなかったことが学べたので楽しかったです」「日本のゲーム市場の今後の展望が理解できました。AIの活用など勉強になりました」と話してくれました。

 

今後の授業内容

前期/

4月30日(火)[メディア]映像撮影技術の紹介と実践

5月 7日(火)[メディア]映像制作に関わる目立たない仕事や技術について知る

5月14日(火)[ゲーム]ゲーム開発の体験演習

6月11日(火)[ICT]ICTを活用したビジネスの企画立案

6月18日(火)[ICT]情報ビジネス企画の発表

6月25日(火)先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)施設見学

後期/

9月10日(火)先端マルチメディア合同研究所(JIAMS)施設見学

9月17日(火)[メディア]絵本とういうメディアを知る

10月 8日(火)[メディア]絵本制作体験

10月15日(火)[ゲーム]ゲーム開発の仕事について知る

10月29日(火)[ICT]ICTを活用したビジネスの企画立案

11月19日(火)[ICT]情報ビジネス企画の発表

11月26日(火)[ゲーム]ゲーム開発の体験演習

 

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