半導体活用マニュアル
DATE H8.6.10
Produced by.永濱 伸也
光ポンピング法
optical pumping:hν>Egのエネルギーの光子を照射し、電子を励起する。ホモ接合
homo junction(同種接合):同種の半導体材料から形成されているもの。ヘテロ接合
hetero junction(異種接合):2種類の異なった半導体材料から形成されているもの。(例:GaAsとAlAs、GaAsとGe)-
pn接合に順バイアスを加えることを考える。順バイアスを加えると少数キャリアが再結合し、光を発する。順バイアスが低い間はこの発光は自然放射によるものであるが、下図のしきい値を越えると誘導放射によるものに変わる。この時のしきい値の電流をしきい値電流という。
しきい値電流密度
threshold current density:レーザ発振が始まるときの順電流密度のこと。CW発振
continuance wave(連続波):連続的に発振する。パルス発振
pulse:途切れ途切れに発振する。-

MS接合(金属と半導体の接合)で、今までは、金属のフェルミ準位がn型半導体のフェルミ準位よりも低かった場合でした。
今回は、この逆の高かった場合について考えます。
この場合、接合した時、金属の電子がn型半導体に移り、接合付近で入るところがなく自由に飛び回っています。つまり、今まで絶縁体だったところが低い抵抗となったわけです。そうすると、n型半導体が一番抵抗が高くオームの法則に従うこととなり、これをオーミック接合と言います。
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