工学部環境科学科の中田研究室が8月10日および8月22日〜24日、京都府南丹市の日吉ダム貯水池(天若湖:流域面積290平方キロメートル;、有効貯水量5,800万立方メートル)において、水温および水流測定の実地調査実験を行いました。
本実験は、株式会社丸島アクアシステムと独立行政法人水資源機構との産官学共同研究「水没式複合型曝気装置に関す る実地調査研究」の一環で、中田亮生准教授が4年前から毎年夏季に実施しているものです。今年度は中田研究室の大学院生・野本真広さんらと4年生・松尾千 尋さん、今尚也さんら総勢10名が実験に参加し、ダム湖の水環境に関わる貴重なデータを取得することができました。
同様な実験は11月にも実施される予定で、得られる各種データは、当該のダム湖に設置された新型の曝気装置の性能 評価に使用され、その水質改善に有効に活用されます。なお、一連の研究成果は、今年10月に姫路にて開催される可視化情報学会全国講演会にて、大学院修士 課程2年生の須山史昭さんらが発表する予定です。
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