関西広域連合が12月22日(火)、大阪・梅田のナレッジキャピタル・コングレコンベンションセンターで開催した「グリーン・イノベーション研究成果企業化促進フォーラム〜燃料電池・水素関連産業のさらなる集積と拠点化を目指して〜」で、工学部環境科学科の川口雅之教授が研究発表を行いました。
発表のテーマは「ヘテロ原子置換型炭素材料の作製とエネルギー分野への応用」。炭素だけで構成されるグラファイトやダイヤモンドの一部をホウ素や窒素で置換してできるヘテロ型原子置換型炭素材料の作製例を紹介し、燃料電池で発電したエネルギーを貯蔵するための二次電池や、キャパシタなどのエネルギー貯蔵への応用例について、実験室のビデオ映像、アニメーションなどを使って解説しました。
研究成果の発表は川口教授を含め関西の大学・大学院・専門学校の7氏が行い、併設されたポスターセッション会場では、研究連携推進センターの活動と川口教授の研究成果を紹介するパネルが展示されました。また、発表後、参加した企業と発表者との交流会が催されました。
【関西広域連合】
平成22年(2010年)、関西の2府5県が地方自治法の規定に基づいて設立した特別地方公共団体。今年奈良県が参加し8府県となりました。防災、観光など府県域を越えた行政課題に取り組み、国の出先機関の受け皿となって地方分権を推進させることを目的としています。
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