5月19日(金)、工学部基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」を寝屋川キャンパスで開催しました。
「卵落としコンテスト」は、A2ケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどの限られた材料を使って卵を守る緩衝器を製作し、卵が割れないように学舎5階(約18mの高さ)から落とす競技です。物理などの科学知識だけでなく、アイデアやモノづくりのセンスも問われる頭脳競技で、今年で11回目を迎える基礎理工学科の恒例行事となっています。
新入生は3、4 人ずつの14 チームに分かれ、約1ヵ月前から製作を開始。なかなかアイデアが浮かばず苦労しながらも、メンバー全員で協力し、個性豊かな作品を完成させました。
当日は、各チームの代表者が設置された的をめがけて順番に作品を落とし、14チーム中6チームが卵を割らずに落とすことに成功。風が少し強い日だったこともあり、壁にぶつかったり、思ってもいないところへ飛んでいったりとハプニングもありましたが、拍手や歓声、笑いが絶えず、参加者全員が大いに楽しんでいました。
競技終了後にはプレゼンが行われ、各チームが作品の特徴や独自の工夫などを発表しました。そして審査を待つ間、落とした卵を使った卵料理や軽食を楽しみ、談笑しながら過ごしました。
結果は、卵を割らずに、かつ目標にもっとも近い位置に落下させた「タマゴ守り隊」と「ザ・ネイチャーズ」の2チームが最優秀作品賞を受賞。見事なプレゼンテーションを行ったチーム「卵戦隊守るんジャー」にはプレゼン賞、卓越したアイデアで作品を作ったチーム「YNNT」にはアイデア賞、目標に一番近い位置に落下させたチーム「肥下と愉快な仲間たち」にはホールインワン賞が授与されました。
基礎理工学科主任の柳田達雄教授は、「この行事は“仲間とのコミュニケーション”と“モノづくりを楽しむこと”を目的に開催している。学生らが和気あいあいと楽しく取り組んでくれてよかった」と笑顔で語りました。仲間との親睦を深め、モノづくりの面白さを体験した新入生の皆さんが、今後も楽しみながら学びを深めてくれることを期待しています。
なお、本日のイベントの様子はJ:COM「デイリーニュース北河内」で放映されます。
◆放送日時
5月22日(月) 10:30〜、15:30〜、23:00〜
産業界・官公庁の方々との連携によってさらに広がる学びの世界。実社会に根ざした実のある学びで、即戦力をめざします。
次世代テクノロジーへの学びが詰まった「寝屋川キャンパス」、医療・健康・スポーツ分野の「四條畷キャンパス」をご紹介します。
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